刺青「彫あい」日本伝統刺青は新宿にある和彫りや水滸伝など伝統的な図案を手がける彫り師です。

刺青作品「菊龍」|刺青「彫あい」日本伝統刺青

菊龍

日本伝統刺青のなかでも絶大な人気を誇る「龍」は古代中国を起源とする想像上の霊獣である。 その姿は首から腕、腕から腰、腰から尾までの「三停」から成り、角は鹿、頭は駱駝、耳は牛、目は鬼 (または兎 ) 、 項は蛇、鱗は鯉、腹は蛟、手の平は虎、爪は鷹、といった「三停九似」を描写の基本としており、水、雲、雨を自由自在に操ることができるといわれる。 日本伝統刺青においてはもちろん、あらゆる世界中の神獣のなかで最も力強く神秘的な存在であることは言うまでもない。曻龍:勢いよく天へ曻っていく様子の龍。 そのイメージは志や野望を抱き、遥か高みを目差す者達に重ねられる。降龍:曻龍と対で描かれることが多い龍。 水の神が降りてくるというイメージからか生命や豊穣をもたらす吉図とされる。坐龍(正面龍):顔を正面に向け、五本の爪を持つ龍。 かつては中国の皇帝にしか使用が許されなかったようである。日本では三本爪の龍が一般的。

菊龍


奈良時代末期に唐(中国)から伝えられた花。花弁が放射線状に整っているため太陽に例えられ、百花中最上位に位置する。 花言葉は「高貴」。鎌倉時代のはじめに後鳥羽上皇により天皇家の家紋として扱われ、 江戸時代以降には幕府により一般庶民の「十六八重菊」の図案の使用が許された。※左腕は「彫あい」の作品ではありません。