刺青「彫あい」日本伝統刺青は新宿にある和彫りや水滸伝など伝統的な図案を手がける彫り師です。

刺青作品「火消し」|刺青「彫あい」日本伝統刺青

火消し

江戸において、今で言う消防士として組織された「火消」は武士によって組織された「武家火消」と、 町人によって組織された「町火消」に大別された。 町火消は八代将軍徳川吉宗の享保の改革以降より制度化され発達していった。 「いろは組」などが、それぞれの地域を担当し、纏(まとい)や幟(のぼり)などの目印を持ち現場に駆けつけ、 鳶口(とびぐち)刺又(さすまた)鋸などの道具で消火というよりも延焼を防ぐために家屋を破壊していった。 火事場には刺子製の頭巾、長半纏、半纏、股引などを着込み、水を被って乗り込むので総重量はざっと十貫目(37kg)ぐらいになったといわれる。 その勇ましい火消装束に包まれた伊達姿はまさに江戸火消しの「勇み」「気負い」の象徴といわれ、江戸町人たちに賞賛されたことだろう。

以下、火消を題材とした物語
八百屋お七の「松竹梅湯嶋掛額」、「野狐三次」、「神明恵和合取組」(め組の喧嘩)

火消し

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