刺青「彫あい」日本伝統刺青は新宿にある和彫りや水滸伝など伝統的な図案を手がける彫り師です。

刺青作品「騎龍観音」「第六天魔王と天女」|刺青「彫あい」日本伝統刺青

騎龍観音(龍頭観音)

三十三種に応化(変化)するといわれる観音菩薩のうちの一種。その多くは中国の唐・宋時代以後、 民間信仰の中にあった観音菩薩を集めたものが多く「妙法蓮華経」の観世音菩薩普門品第二十五に説かれる三十三身と深く関係しているといわれます。 なかでも龍頭観音は天龍夜叉の身を現じ、雲中の龍の上に在す観音様であり、 雲をよび雨を降らせ雷を起こすといわれるその龍の力を自在にコントロールし、 人々に慈雨を降らせて豊かな大地の恵みをもたらすことができるともいわれています。

comment:騎龍観音がスタートしました。

以下は一般的な三十三種の観音菩薩です。
龍頭観音、楊柳観音、持経観音、円光観音、遊戯観音、白衣観音、蓮臥観音、瀧見観音、施薬観音、魚籃観音、徳王観音、水月観音、一葉観音、青頸観音、威徳観音、延命観音、衆宝観音、岩戸観音、能静観音、阿のく観音、阿ま提観音、葉衣観音、瑠璃観音、多羅観音、蛤蜊観音、六時観音、普悲観音、馬郎婦観音、合掌観音、一如観音、不二観音、持蓮観音、灑水観音

第六天魔王と天女

第六天魔王:
天女:ある男が水浴びしている天女を見つけ、あまりの美しさに近くの木の枝に掛かっていた羽衣を隠してしまう。 羽衣がなければ天女は天に帰ることができず、仕方なく羽衣を盗んだ男と結婚する。 しかしその後、羽衣を見つけた天女は男をおいて天に帰ってしまった。
※羽衣伝説には多くの種類があって一概にこれが原型ということはできないが、 有名なものとしては「丹後の八乙伝説」「美保の松原の羽衣伝説」などがある。 また、なぜ羽衣を身につけると飛べるのか?という問に明確な答えはないが、おそらく衣の揺らす風や、 鳥の翼を象徴しているのではないだろうか。また刺青の図柄では実際に鳥の翼が生えているものも多い。 comment: