九紋龍史進
「水滸伝」のなかでも最年少かつ最も人気のある豪傑の一人。全身に九匹の龍を散らした刺青を施しているところから九紋龍と呼ばれた。
元々は華州史家村の富豪の息子だが武術の道を極め、主に棒術を得意としている。
少華山の盗賊の朱武や陳達らが史進の村を押し通ろうとしたときこれらを取り押さえたが、彼らの義侠心に心を打たれ次第に打ち解けてゆく。
のちに史進は朱武らと共に少華山を拠点とし官に反旗を翻し、その後梁山泊入りした。
童貫戦では一軍の大将にも任命され、百八人の豪傑のなかでも極めて重要な役割を担っている。
花和尚魯知深
梁山泊歩兵軍の頭領。体に花の刺青が彫られていたため「花和尚」のあだ名がついた。元は渭州の経略府の小官だった。
素手で柳の木を引き抜くほどの怪力の持ち主だが純真で義侠心に厚く、
それが原因で人を殺めてしまい逃亡せざるを得なくなった。
その後、官憲の追及から逃れるため出家し、そこで師となる智真長老から「智」の一文字をもらい受け、
本名の魯達と合わせて「魯智深」と戒名した。
九紋龍史進と花和尚魯智深
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